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トルコ国内の移動手段【バスを利用する】

 

バス大国のトルコ。
私たちがバスを利用したのは以下の2つです。

■カッパドキア→パムッカレ【深夜便:10時間】
■パムッカレ→セルチュク【夕方便:3時間】

乗ってみた雰囲気や感想をまとめてみたいと思います。

INDEX

カッパドキア-パムッカレ(夜行便)

カッパドキアのオトガルとチケット

バスのチケットは日本の旅行会社で手配していました(日本円)
その日のツアーが終わるときにチケットを受け取ります。

私たちが乗る予定のオトガルはギョレメだったのですが、チケットがネブシエルの表示になっていて不安に。。。ガイドに聞いてみても、ギョレメのオトガルで待っていて大丈夫だと。
実際にギョレメに定時にバスが来て無事に乗ることができました。
ちなみに、ギョレメの次がネブシエルのオトガルです。
ネブシエルのオトガルの周りにはレストランやお店などは見当らなかったと思います。

清潔だけど暖房効き過ぎの深夜バス

バスは大型のバスが到着。
日本と同じようにバスのおなかの部分に荷物を預け、乗り込みます。
運転手以外にアシスタントのようなおじさんが乗っていて、
チケットを確認したりドリンク・スナックを配ったりしていました。
チャイとか珈琲とか・・・私はマンゴージュースを選びました。
乗車してすぐ、その後2~3回配られていたと思います。


バスは2列×2列。
とても清潔で、広くはないものの窮屈さも感じません。
そして私たちの乗った夜行便には、パーソナルテレビが付いていました。
といってもすべてトルコ語の番組でしたけど。

ただ、マイナス点は暖房が効きすぎていたこと。
外がとても寒いので(日が落ちると0℃ぐらい)乗った瞬間は暖かいとほっとしたけど、
ずっと乗っていると暑くて暑くてしょうがない。我慢大会のような暑さです。
季節に寄るのかもしれませんが、脱ぎ着できる服装で乗るのがよさそうです。

バスの中で靴を脱ぐのはNG

トルコのバスの中で靴を脱ぐのはマナー違反と知っていたのですが、
暖房の効きすぎについつい靴を脱ぎました。
同じ列の女性2人がちらっとこちらを見ましたが、何も言われなかったので
そのまま正座で過ごしました。
でも本当はマナー違反で、怒られちゃうこともあるそうです。。。

オトガルでトイレ休憩

バスが出発してから2~3時間ほどでトイレ休憩のためオトガルに停車。
その後も同じ間隔でトイレ休憩のために停まっていました。
最初の一度だけ、涼むのも兼ねて降りてみました。

とても明るくて賑やかです。
深夜なのに売店も開いていてちょっとしたスナックやドリンクも買えます。
レストランで食事をしている人もちらほらいました。
お手洗いを利用しましたが、チップを払う(1TL)のは街中と変わらず、
中も比較的清潔で利用しやすかったです。

バスを降りてパムッカレの街中まで

早朝5時頃。デニズリに到着。
まだ真っ暗の中、幹線道路のど真ん中でバスを降ろされました。
パムッカレの街中とはほど遠い場所だったので不思議に思っていたら、
名前を呼ばれ荷物と一緒に別の小さなワゴンに乗り換えさせられました。
この場所でバスを降りたのは私たちを含め全部で6名。
ほぼ観光客のようです。
ギョレメで乗ったバスを降りると、パムッカレに着くと思っていたので
どこに連れて行かれるのだろうと不安に思っていたのですが、
30分程でパムッカレの街中の旅行会社前で皆降ろされました。
デニズリからパムッカレの街中までは、
バス会社のセルヴィス(無料送迎バス)だったようです。

パムッカレ-セルチュク(エフェス)

パムッカレのオトガル

場所はコンパクトなパムッカレ市街のT字路。
スーツケースを旅行会社に預けていたので、そこでバス停の場所を確認しました。
バス停らしい場所ではないけど、バスの時間が近くなるとスーツケースを
持った人たちが並びはじめます。

オトガルでは現地の人たちが盤ゲームで白熱中。
日本のお笑いネタで私たちを楽しませてくれます。
ネットで日本のお笑いをよく見るんだそう。

セルチュク行きのバスはかなりコンパクト。
これに乗って3時間の移動です。
車内はやはり暖房がかなり効いています。暑い・・・

バスを降りてホテルまで

バスを降りると名前を呼ばれホテルまで乗用車で連れて行ってもらえました。
これもセルヴィスだと思います。
ホテルまで近かったので送迎を付けてなかったからです。乗客は私たちふたりでした。

使ってみた感想

さすがバス大国のトルコ。
車内はきれいだし、暖房効き過ぎてなければかなり快適に過ごせます。

といっても、私は熟睡はできませんでした。
日本の夜行バスとは違い、シートはそこまで倒せないのもあるかもしれません。

ただ、不便な場所のオトガルで降ろされても
旅行者に便利な場所(観光地の中心やホテル)まで運んでもらえる
セルヴィスの存在は、荷物の多い私たちにはとても助かりました。

若くて体力があるという人や、長距離のバス移動に慣れてる人にはお勧めです。
それ以外の人は、飛行機や電車とうまく組み合わせたり、
降りた後に休憩も取れるようなスケジュールを組むことをお勧めします。

 

初めての夫婦ふたりトルコ旅行【2011年11月】

 

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