パリ滞在の前半は、ホテルではなくアパルトマンを選びました。
旅先ではホテルに泊まることが多い私たちですが、このときは、
「せっかくパリに滞在するなら、少しだけ暮らすように過ごしてみたい」
と思ったのがきっかけです。
選んだのは、エッフェル塔からも歩けるパリ7区のアパルトマン。
7区は観光に便利な場所でありながら住宅街も多く、少し通りを入ると落ち着いたパリの日常を感じられるエリアです。
周辺にはレストランやビストロ、カフェはもちろん、お惣菜屋さんや食料品店もたくさん。
外で食事をするのにも、買ってきたものをアパルトマンでゆっくり食べるのにも便利で、実際に滞在してみて「ここを選んでよかった」と思った場所でした。
※2014年秋に滞在したときの記録です。設備や周辺のお店は現在と異なる場合があります。
エッフェル塔徒歩圏、観光にも便利なパリ7区
今回滞在したアパルトマンがあったのはパリ7区。
エッフェル塔があることで知られるエリアですが、観光地だけではなく住宅街も広がっています。
大通りから少し入れば意外なほど静か。
その一方で、周辺には有名なビストロやレストラン、カフェ、パン屋さん、お惣菜屋さんなどが点在していて、食べる場所には困りませんでした。
パリでは毎回レストランへ行くのも楽しみですが、長めの旅行になると、
今日は簡単なものを買って部屋で食べたいという日もあります。
そんなとき、食料品店やお惣菜屋さんが徒歩圏内にあるのはアパルトマン滞在ならではの便利さでした。
この周辺で利用したお惣菜屋さんやレストランについては、別の記事で詳しく紹介したいと思います。
また、パリ中心部へも移動しやすく、ルーヴル美術館やチュイルリー庭園がある1区方面、9区のペラ・ガルニエ周辺へ出かけるにも便利でした。
パリらしい中庭のあるアパルトマン
空港からタクシーで到着すると、アパルトマンの担当者が入口で待っていてくれました。
建物の門をくぐると、まず現れたのが中庭。
観光で歩いているだけではなかなか見ることのない、パリの建物の内側に入っていく感じに少しワクワクします。

そして驚いたのがセキュリティ。
建物の入口、アパルトマンの棟、そして部屋と、いくつもの扉を開けて中へ入ります。
担当の方に鍵の開け方やゴミの捨て方など、滞在中に必要なことをひと通り説明していただきました。
ホテルとは違い、自分たちで生活するための説明を受けるところからアパルトマン暮らしが始まりました。
小さなエレベーターもパリらしい
部屋は建物の最上階。
エレベーターがあったので、大きなスーツケースを持っていても助かりました。
ただし、そのエレベーターが驚くほどコンパクトで、動くスピードものんびり…
担当の方を含めた大人3人と荷物を一度に運ぶことはできず、何回かに分かれて上まで移動しました。
日本のマンションのエレベーターに慣れていると少し驚きますが、これも今となってはパリ滞在の思い出のひとつです。

ヨーロッパの古い建物を利用したホテルやアパルトマンでは、エレベーターが小さかったり、そもそも設置されていないこともあります。
大きなスーツケースを持って旅行する場合は、予約前にエレベーターの有無を確認しておくのが良いかもしれません。
コンパクトだけれど収納たっぷりの部屋

部屋に入って最初に感じたのは、思っていたよりコンパクト。
でも必要なものはすべて揃っていました。
白を基調としたシンプルな室内は清潔感があり、何より収納スペースがたっぷりありました。

ベッドはシングルが2台。
壁一面の鏡張り収納にはスーツやワンピースだけでなく、スーツケースの中身までほぼ収めることができました。
旅行中はどうしてもスーツケースを広げっぱなしにしがちですが、荷物はすべてクローゼットの中。
鏡5枚分のクローゼットに洋服が並ぶと、ここで生活しているような気持ちになりました。
ほんの数日の滞在なのに、ちょっとだけパリジェンヌ気分です。

キッチン付きだからパリの食材も楽しめます。
アパルトマンの奥にはコンパクトなキッチンがあります。

オーブン、電子レンジ、冷蔵庫、ネスプレッソマシンのほか、鍋や食器、グラスなども用意されていました。
簡単な調味料やラップなどもあり、本格的な料理でなければ十分に自炊できます。
私たちは旅行先でたくさん料理をするタイプではありませんが、キッチンがあるだけでも滞在の自由度はかなり違います。

パン屋さんでバゲットを買ったり、お惣菜屋さんで料理を選んだり、チーズやワインを買ってきたり。
周辺にはお惣菜屋さんや食料品店も多かったので、アパルトマンとの相性がとても良いエリアでした。
バスルームはバスタブ付き
バスルームには、うれしいことにバスタブがありました。白とエメラルドグリーンの配色で清潔感があり、窓があるのもポイントが高かったです。

そして滞在してから知ったのですが、パリの住宅は給湯がタンク式のところが多いのだそう。
タンク式だとお湯を使い切ってしまうと、しばらく水しか出ません。
ふたりで続けてお風呂に入ると途中で水になった…という話もよく聞きます。
このお部屋は日本と同じ仕組みで、どれだけ使ってもお湯が出なくなることはありませんでした。
お風呂でゆっくりするのが好きな私たちには、これが何よりありがたかったです。
※ アパルトマンを選ぶときは、バスタブの有無だけでなく「給湯がタンク式かどうか」も聞いておくと安心です。
洗濯乾燥機付きは長期旅行に便利

さらに嬉しかったのが、キッチンエリアにあるドラム式の洗濯乾燥機。
海外旅行では荷物を減らすため途中で洗濯することも多いので、部屋で好きな時間に洗濯できるのはとても便利でした。
ただし、初めて使うフランスの洗濯機。温度や時間など細かな設定があり、最初は使い方がまったく分かりませんでした。
担当の方に操作方法を教えていただき、40℃前後で洗濯・乾燥まで利用してみたところ、思った以上に熱々になり洋服が少しゴワゴワになってしまったものも…
タオルや丈夫な衣類は洗濯・乾燥、デリケートな衣類は手洗いが安心だと思います。

部屋にあった折りたたみ式物干しスタンド。
湿度が低いヨーロッパなので、観光に出かけてる間に乾いててありがたかった。
パリ7区はこんな人におすすめ
パリ7区に滞在して感じたのは、「エッフェル塔に近い」というだけではない過ごしやすさでした。
観光へ出かけるにも便利。
少し歩けばレストランやカフェがあり、パンやお惣菜を買って帰ることもできる。
そして夜は比較的静かな住宅街へ戻ってくる。
特に、以下のような方には使いやすいエリアだと思います。
- 初めてパリを訪れる方
- エッフェル塔周辺に滞在したい方
- レストランだけでなくパリの食材も楽しみたい方
- 数日以上同じ場所に滞在する方
今回宿泊したアパルトマンは、残念ながら現在は貸し出されていません。
ただ、7区には現在もキッチン付きのアパートメントタイプの宿泊施設があります。
ホテルとは少し違うパリ滞在をしてみたい方は、エッフェル塔周辺のアパートメントを探してみるのもおすすめです。
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朝から洗濯をして外出、鍵を開けて自分の部屋に帰り買ってきたお惣菜を並べる。
それだけで、パリが「観光する街」から「過ごす街」に変わった気がします。
次回は、このアパルトマン周辺で通ったお惣菜屋さんとレストランのことを書こうと思います。
夫婦ふたりフランス旅行【2014年9-10月】
























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