海外で挙式をしよう!
籍を入れた後にふたりで意見が一致しました。
お互いに旅が好きでヨーロッパが大好き。
なので挙式先はヨーロッパ。
ヨーロッパのどこにするか・・・挙式する教会が決まるまでを記録に残していきます。
INDEX
私の挙式する教会の希望とイメージ
ブライダルの仕事に携わっていた私。
日本国内で挙げる挙式にいろいろと思うところがあり、
海外での挙式をうっすら考えていました。
実際に10代の時に見た夢で、私は太陽の光が降りそそぐヨーロッパで挙式していました。
それを現実にできるのはとても幸せなこと。
南ヨーロッパの田舎町の由緒ある教会
長いバージンロードとパイプオルガンの演奏
赤い絨毯の上にマリアベールを広げながら歩きたい・・・これが私の希望でした。
海外挙式のエージェントはどこにするか
海外挙式をするにあたり、まず私たちが決めたのはエージェント(海外旅行手配会社)です。
挙式を決める時期は大阪に住んでいましたが、私たちの挙げたい教会を取り扱っているエージェントを探すことができませんでした。
でも、海外挙式なんて始めての試みの私たち。
まず相談してみようと海外挙式を扱う会社へ訪問してみることに。
【JTB】【ホワイトドア】【エスティーワールド】
訪れてみて良かったことは実際の海外挙式について話を聞けたことです。
ただ、やはり希望の教会の取り扱いがなく別の国や都市を勧められたり、JTBに関しては2時間以上待たされ担当者を次々に変えられるというマイナス点もあり決定に至らず。
困った私たちは、海外挙式を扱っている雑誌に掲載されている希望の教会の扱いのある会社に資料請求をしてみました。
【リージェンシーグループ】【EVC】【ワールドブライダル】
この中でレスポンスの早さも内容もよかった、リージェンシーグループに決めました。
翌日にお電話をいただいた担当者の熱い人柄と、情報量の多さに断る理由はありませんでした。
海外挙式が決まって頼むときどこにする?
入口は数手段ありと思います。
旅行代理店、ドレスショップ、フォトスタジオなど。
自分たちのこだわりが一番だと思う場所から選ぶのがいいのではないでしょうか。
ただ、その分その他のものが制限かかることはあると思いますが。
例えば、
旅行代理店だとレンタルできるドレスショップに制限があることも・・・
ドレスショップだと宿泊ホテルが決まっていたり・・・など。
それぞれに、つながりのあるホテルやショップがあると思うのでそれも強みだと思いお任せするなら別ですが、
映画で観たあのホテル、このドレスをレンタルしたいなど強い思いがあるのなら事前に自分たちのこだわりをピックアップしておいてそれが叶うのかどうか契約する前に確認することをお勧めします。
お互いの希望する都市
挙式のイメージは女性に任せると言う相方も都市には少しこだわりがありました。
- 私は初めての海外旅行先で陽気で明るい人が多い 南イタリアのアマルフィ
- ヨーロッパをほぼ網羅してる旦那のお気に入りの国、厳かで街全体が世界遺産の チェコのプラハ
しっかり話し合ってみると上記2都市で意見がわかれました。
お互いに挙げたい教会も絞ってあったので、エージェントに相談。
すると、場所はどちらも素敵だけど、
エージェントの得意とするのはアマルフィというお返事。
(ヘアーやメイクなどのスタッフが、セレブの集まるポジターノでの経験が豊富らしい)
南イタリアのアマルフィに決定です。
1年前には挙式日を決めるぐらいの気持ちで
他の国を知らないので、イタリア挙式に限る話なのかもしれませんが、
ひとつの教会でひと月に挙式できる人数には限りがあるそうです。
私達の挙げる教会は年間に20名と決まっているようでした。
挙式を結婚記念日にする人も多いと思います。
こだわりの日に結婚したい方もいらっしゃるかも。
私達は海外挙式を決めて挙式までの期間は9ヶ月ありました。
それでも、選べる日は3日ぐらいしか残っていませんでした。
日にちにこだわりがある方は、早めに教会をおさえることをオススメします。
リーガルウェディングとブレッシングウェディングがあるので注意
パイプオルガンの音でバージンロードを歩くと考えていた私ですが、
海外挙式の雑誌を見ていて希望と違うけれど惹かれた教会がありました。
ヴェッキオ宮殿の深紅の間で甲冑の衛兵にエスコートされる挙式です。
でも、入籍を先に済ませてしまった私たちはヴェッキオ宮殿での挙式を選択することはできませんでした。
ヴェッキオ宮殿はリーガルウェディングだったのです。
リーガルウェディングとは
- 結婚式を挙げるための条件:新郎 新婦が独身であること
Legal = 「法的な、合法の」という意味をもつ英語。
海外で、現地の法律に基づいた結婚を行うスタイル。
帰国後、日本の役所に結婚証明書の和訳を届けると、
2人の戸籍にも挙式をした国の国名が刻まれるという魅力もあります。
国によっては、外国人はリーガルウェディングが行えなかったり、
手続きが少し複雑だったりするため、
個人での手配は少し難しくプロデュース会社を通すことが一般です。
「結婚要因具備証明書(独身証明)」や「戸籍謄本」その他、書類が必要となります。
(事前手続きとして、書類は翻訳したもの、外務省や大使館での認証手続きが必要になるため出発の2ヶ月前までには準備しないといけなかったり、大使館等の面談がある場合もあります。)
ブレッシングウェディングとは
- 結婚式を挙げるための条件:入籍を済ませた夫婦であること
Blessing = 「祝福、承認」という意味をもつ英語。
牧師がキリスト教の教義に則り、新郎新婦に祝福を与えるウェディングスタイル。
戸籍上夫婦となってから海外で行う挙式のことで法的な効力はありませんが、
挙式後、「結婚証明書」が発行されます。
個人手配も、ネイティブなみの英会話力を持ち合わせていれば可能です。
が、新郎新婦は結構忙しいため、こちらもプロデュース会社にお願いしたほうが準備もスムーズかと思います。
日本での手続きとしては、婚姻届を提出し「婚姻受理証明書」を持参する必要があります。
それともうひとつ、パスポートの名義変更も必要です。
私達の海外挙式はこんな感じで決まりました。
挙式日と教会が決まってひと安心・・・と思ったら、あっという間に出発だった気がします。
そのくらい毎日が選択、選択の日々でした。
これからのふたりの生活での選択が1年間に凝縮されていたと思います。
夫婦での生活を試されているみたいに。
ハワイ挙式の情報は多いけど、ヨーロッパ挙式の情報はそこまで多くなく私もかなり検索魔だったのを覚えています。
これからヨーロッパ挙式、イタリア挙式をされる方の参考になれば幸いです。
夫婦ふたりイタリア・クロアチア旅行【2012年10月】
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