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海外挙式 ウェディングドレスを機内持ち込みに!現地でのお手入れ方法も!!

南イタリアのアマルフィで海外挙式を行うことにした私たち。

優雅だねぇ~

という周りの声とは裏腹に、今までの海外旅行ではダントツの荷物の量!
優雅とはとても言い難い旅の道のりとなりました。

私達は、ウェディングドレスもタキシードも購入後の現地持ち込み。
これ、結構大変!!
初めてのことだったしいろいろと悩んだり大変だったりしたので、記録として残しておこうと思います。

INDEX

日本での準備偏

ウェディングドレスは購入?それともレンタル?

前回お伝えした、”海外挙式を依頼する入口” にもよりますが、
以下の4つの方法があります。

  • 日本で購入して自分で現地持ち込み
  • 日本でレンタルして自分で現地持ち込み
  • 日本でレンタルして海外で受取り
  • 海外へ到着して購入、またはレンタル

一番楽なのは、日本でレンタルして海外で受取り。
これは海外に支店を持つ大手のドレスショップで対応してもらえることが多いですね。
国や都市が限られますが、ドレスショップを入口にするとこの方法を選べたりします。

私はさんざん迷った結果、購入することを選びました。
理由は、この3つです。

1.海外挙式後お披露目パーティーを日本国内で予定していたこと
2.本当に気に入ったドレスを、できるだけ長く何度も着たかったこと
3.トータルでは購入の方が費用を抑えられたこと

いろいろとドレスショップをまわってみて、一目惚れしたドレスが購入のみだったのが一番大きいです。
が、レンタルすることも頭に置いてお話を聞いていると、長期的にドレスを抑えることは結構難しくお値段も高くなるという現実もわかりました。

私がドレスを選び始めたのが挙式の8ヶ月前。
日本で結婚式をするのとは違い、旅行の出発前から帰国日まで2週間ほどレンタルしたいドレスを抑えなければいけないこと、
さらに、同じドレスを着るのであれば、帰国後のパーティーの前後3~4日間も借りれることが条件となります。
人気のウェディングドレスであればあるほど、その両期間を抑えることが難しく、金額も高額だったのです。
希望の日程に空きがあるかどうかは運、だからこそ早く決めた方がいいよと言われるんでしょうね。

そのぶん、購入してしまうとドレスを抑えるということを考えることなく自分の好きなときに着ることができます。
挙式とパーティーと2度着ることになりますが、費用は2回のクリーニング代ぐらい。
それも、1回2万円(送料込み)でした。(2度目は真空パックをお願いしたのでプラス料金がありましたが)

私のように2度着る機会がなく、海外挙式のみの人も挙式が終わってのハネムーン中もレンタル料はかかってくることになります。
それも頭に置いて、トータルの見積を出してもらってから考えるのもひとつの策かもしれません。

私の頭によぎったことですが、8ヶ月前に見たレンタルドレスを当日までに何人の人が袖を通すのか・・・今目の前の新鮮な状態じゃないんだろうなと考えたこともレンタルを避けたひとつです。
ただ、レンタルだと小物類もついてることが多い(私は購入だったのでひとつひとつそろえました)のはメリットだと思います。

といいつつ、一生に1度のこと。
自分が気に入り、似合うドレスを見つけて、どうやって持参しようかと皆考えると思います。

 

どんなドレスを選ぶといいの?

ドレスショップを訪れる時に海外挙式の予定と話しておくとスムーズです。
ショップの方は、トラブルの少ないドレスを提案してくれるはずです。
私は、この3つを頭に置いて選ぶことをオススメします。

1.挙式する教会に合うドレスかどうか
2.しわになりにくいドレス
3.持ち運びしやすいかどうか

挙式する教会に合うドレスかどうか

日本での結婚式の時にも考える必要のあるひとつ。
私は、教会内部の写真をドレスショップに持参して雰囲気を共有してもらいました。

ヨーロッパの教会って荘厳な大聖堂が多いと思うんです。
教会の雰囲気に負けない素材やデザインを選ぶことをオススメします。
皆、ショップでは顔が写る前からの写真を自撮りする人が多いですよね。
いえいえ、当日はバージンロードを歩く後ろ姿が一番絵になるんですよ!
存在感があるロングトレーンだったり、レースをあしらったロングベールだったり、
トレーンの長さを変えることができる2WAY仕様のドレスなどいろいろあるので、
バックスタイルが教会の雰囲気にマッチするものという目線が結構重要になります。

しわになりにくいドレス

素材によってしわになりにくい、または目立たないものがあります。
ドレスショップの方はそういうのを心得ていらっしゃいます。
少々しわになっても、アイロン掛けしやすい素材というのもありますよ。
アイロンはホテルで借りることもできるようですが、私達の滞在ホテルは歴史あるホテルで消防法によりNGでした。
なので、コンパクトなアイロンを購入し持参しました。

持ち運びしやすいかどうか

荘厳な教会に映えるようなドレスというと、かなりボリュームのあることが想像できます。
ショップの人にどのように持ち運べるのかを聞いておくといいと思います。
私はドレスショップからドレス用のキャリーバックを借りました。

 

ドレスを入れていくキャリーバックとは

ドレスショップで購入、もしくはレンタルできることがほとんど。
たまに扱いのないショップもありますが、
”海外用ドレスバッグ”
”ドレスキャリーバック”
で検索するといろいろと出てくるのでそちらで購入する人も多いようです。

私はショップでレンタルしました。
ドレスカバータイプで、3つ折りにたたむとコンパクトなバッグになるものでした。

 

出発日までの自宅での保管方法

ショップからドレスを受け取ったら、すぐにしわにならないよう吊しておきます。
できれば裾がつかないことがベストですが、ついてしまう場合裾が汚れないようきれいな布を敷いてその上にドレスを乗せるようにしておきます。できればカバーなどもあるといいですね。
私は小物も忘れないように、下に引いている布の上にまとめて置いておきました。


パッキングは前日の夜。ぎりぎりまでしわ対策のためたたまないよう努力しました。

 

出発から現地でのメンテナンス偏

飛行機では必ず機内持ち込みに!!

預け荷物は、ロストバゲージにあう可能性もあります。
あまり経験ない人も多いと思いますが、海外の空港では日常茶飯事とも言われるアクシデントです。

ロストバゲージ( Lost Baggage)・・・飛行機に乗る前に空港で預け荷物が紛失すること。

ロストバゲージでドレスがない・・・なんてことになったらドレスを着て結婚式を挙げることができなくなります。
私達はドレスだけでなく、小物から靴まで挙式に必要なものはすべて機内持ち込みにしました。
ドレスも購入でしたが、相方のスーツも購入していたのでかなりの荷物になりました。

機内持ち込みにしたアイテムたち
・ウェディングドレス、新郎スーツ・シャツとお互いの靴
・ベール、パニエ、グローブ(ふたりぶん)、ネクタイとチーフ(相方)
・結婚指輪
・アクセサリー(パールのネックレスとイヤリングと相方のカフス)
・ブライダルインナー
・リングピロー

ドレスを入れたバッグはかなり大きいため、チェックインカウンターで中身を聞かれました。
持ち込みサイズぎりぎりぐらいでしたが、お祝いの言葉と一緒に機内持ち込みできました。
オーバーする人もいるようですが、ドレスショップの方のお話ですと機内持ち込みできなかったことはないそうです。
(国際線のエコノミークラスだと、3辺の合計115cm以内、10kgまでというサイズの航空会社が多いです)
各航空会社で規定が異なるため、気になる方は事前に確認されると良いかと思います。

 

早めの搭乗を心がけ、機内ではCAさんに協力してもらおう

ビジネスクラス以上を利用される方はクロークがあるので安心ですが、
エコノミーの場合は基本上部の棚に入れることになるようです。

知人はCAさんのクロークに吊してもらえたそうですが、これはやはり運。

私達は、相方がぎりぎりまでたばこを吸っていたため最後の搭乗になりました。
搭乗前に地上スタッフの方に記念写真まで撮ってもらってたバカップルです。

なので、機内に入ったときには頭上の棚に空きがないという状態。
CAさんに吊してもらいたいというと、吊す場所が空いてなく、満席で空いてる席を使うこともできないというお返事。
ミュンヘン行きは小さな機体だったのでしょうがないんですけどね。
それでも、枕などの荷物が入っていたスペースを空けてくださってそこにドレスを置かせてもらいました。
自分たちの席から少し離れていたので少々心配でしたが、無事に現地まで持ち運べました。

搭乗が遅いとこういう事態になっちゃいます。
なので、これから海外挙式をされる方には、
早めの搭乗をオススメします。

その日の空き具合にもよると思いますが、
CAさんのご厚意で、対応してもらえる場合も多いそうです。
「保管してもらって当たり前」ではなく、「保管してもらえると嬉しいな」という気持ちでCAさんに聞いてみましょう。気持ちよく協力してくれるCAさんも多いはず。そうすると安心して機内で過ごせると思います。

 

現地のホテルに到着したらまず吊そう


到着したらまず引きずらないような高い位置から吊せる場所を探しましょう。

私のドレスは ”お風呂場に吊すのはNG” と言われていたので部屋の片隅にかけておきました。

「現地でどうやって保管しておくのが一番いいのか」

ドレスショップの人に確認しておくことをオススメします。

 

可能な生地ならアイロン掛けも

もししわがついてしまったら・・・ということを考えてアイロンも購入しました。
コンパクトな手のひらサイズのものです。
あて布がわりのアイロンミトンをドレスショップからお借りしました。
このミトンを左手につけて、手のひらの上でドレスを挟んでアイロンをかけます。

ショップの方のお話では、シルク100%のドレスだと直接アイロンをかけてしわを伸ばすそうです。スチームはもちろん湿気や水はNG、当て布もしません。
合成シルクのドレスだとスチームをあてて伸ばすんだそう。よくお風呂場に吊すといいと聞きますが合成シルクの場合のみだそうです。
ドレスショップの方に事前に確認しておく必要があります。

アイロンをかけることが出来るドレス生地で、しわが心配な方はお守りがりにアイロン&ミトンを持参してはいかがでしょうか。

ただし、かなりの労力でしたよ。
私のウエディングドレスは後ろ半分にトレーンがあるので、前全体と後ろの見える部分だけをアイロン掛けするのに1時間以上かかりました。
挙式前日にかなり大変な作業になりました。
気になる部分だけささっとアイロン掛けいて、ぐっすり睡眠をとり肌の調子を整えることをオススメします。

 

最後に。。。

ほぼ、誰しもが初めての経験。
もちろん私もそうでした。
そして、海外挙式だからこそ忘れ物や失敗がないようにないようにとかなりの心配性になっていたのも事実です。

でも、いくら万全な準備しても、完璧だと思われる予定を立てても、日本で挙式をしたとしても、ハプニングはおこることもあります。
ましてや、習慣や考え方が違うことが多い海外での挙式ですから。

少しのハプニングやトラブルも楽しもうという心構えで渡航されるのが結果、楽しい海外挙式を迎えられるような気がします。

私も、日本でブライダルに携わっていたためなのか、日本とは違う現地スタッフのやり方に驚いたり戸惑ったりしてしまいました。
相方は一喜一憂する私を横で心配していたことを今でも忘れられないそうです。

結婚式って夫婦でのはじまり、最初のイベントだからこそ、
何年後かに笑ってふたりで話せるように
写真に笑顔がたくさん残るように
少しのハプニングがあっても当たり前
・・・のような気持ちで、余裕をもって挑むことが大切かなと思います。

これから、海外挙式をされる方が笑顔で当日を迎えられますように♡

夫婦ふたりイタリア・クロアチア旅行【2012年10月】

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