アヤソフィア観光後、道路を渡るとすぐの場所にある地下宮殿。
本当にイスタンブールの旧市街は、観たいところがぎゅっと集まっていて観光しやすいです。
地下宮殿とは
宮殿とついていますが、実はビザンチン帝国時代からの地下貯水池なんです。
現存する東ローマ帝国の貯水池としては最大のものらしい。
確かに、ライトアップされた柱が並ぶ厳かな雰囲気は、宮殿の名に恥じないものに思います。
ビザンツ時代には、ヴァレンス水道橋からこの地下宮殿に水が引かれて、アヤソフィアやトプカプ宮殿の重要な貯水施設として利用されていたそう。
オスマン制服後、約1世紀もの間誰もその存在を知らなかったようですが、子供達が家の床に穴をあけて魚釣りをしていることがきっかけとなり明るみになりました。
1087年、修復工事が終わり一般公開されるようになったそうです。
中には魚も泳いでいてびっくりです!
地下宮殿のみどころ
やはり一番のみどころはメドゥーサの顔ではないでしょうか。
入口から一番遠い場所にひっそりと2体の柱の下敷きになっています。
一体は逆さま、もう一体は横向きでとても不思議に感じました。
1984年の修復時に泥の中に埋まっていたのが発見されたそうです。
どうしてこのように配置されたのか
※ 余談ですが、007ボンドシリーズ「ロシアより愛を込めて」でも登場した地下宮殿。
最近ではトムハンクス主演の映画「インフェルノ」のラストシーンにもなりました。
結構派手なアクションシーンだったので驚きましたが、歴史建造物が傷つかないようアクションシーンは別のセットで行われたそうです。
【地下宮殿】
Yerebatan Cad. 13, Sultanahmet
Phone +90 212 522 1259
Open 9:00~18:30(冬季~17:30)
Close 無休
入 場 料 :20TL
アクセス:トラムSultanahmet駅から徒歩3分
初めての夫婦ふたりトルコ旅行【2011年11月】
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