お土産屋さんが立ち並ぶグランドバザール。
同じ市場ですが、次はスパイスと乾物が集まるエジプシャンバザールをご紹介。
エジプシャンバザールとは?
16世紀頃。
香辛料は莫大な利益を生み出していました。
交易ルートを確保するためエジプトを征服し、1660年エジプシャンバザールが完成しました。
利益はイエニ・ジャーミィを運営するための収入源だったそうです。
エジプシャンバザールと呼ばれる由来は、エジプトから貢ぎ物を集めて建てられたと言う説が有力なんだそう。
場所は、イェニ・ジャーミィの奥。
グランドバザールは観光客のお土産屋を多く取り扱っているのと対象に、エジプシャンバザールはトルコ人の台所と言われるぐらい現地の人の生活圏。
グランドバザールに比べると規模は小さめです。
日本のガイドブックではエジプシャンバザールと記載されていますが、トルコ語ではムスル・チャルシュス(Misir Carsisi)と呼ばれています。
別名、スパイスバザールとも言われています。
エジプシャンバザールの楽しみ方
一歩足を踏み入れるととてもエキゾチックな香りに包まれます。
グランドバザールとは違った活気があふれています。
観光客もいますが、本当に買物目当ての現地の方が多いからだと思います。
ここでは、興味を持つそぶりを見せるとこれでもかと味見をさせてくれます。
私たちはお菓子のロクムやからすみ、蜂蜜やナッツなどを試食させてもらいました。
からすみは日本のとは全然違って臭みもなくとても美味でした。
色鮮やかな香辛料は、数十種類がきれいに並んで盛られていて見ているだけでも楽しくなります。
香辛料以外にもナッツやドライフルーツもあり、日本では見かけないものもたくさん。
すべて量り売りで買うことができ、少量(100g)でも大丈夫と言われました。
ちょっとずつ買って帰国後もプチトルコ料理を楽しむのもいいかも。
ひよこ豆とクミンでひよこ豆のディップ、
チリペッパーとクミンでキョフテ・・・などなど。
トルコ料理を作りたいと思うようになってからはここにまた戻ってきたいと強く思うように。
ここで食べたロクムは本当に美味だったのでお土産に大量買いしたのですが、帰国後初めてのトルコ料理を口にした友人たちには不評でした。笑
好評だったのはトルコの蜂蜜。味がとても濃くて美味しかったそうです。
私がまたここを訪れたときには、からすみを絶対買います。
【Egyptian Bazaar(エジプシャンバザール)】
Misir Carsisi, No.92, Eminonu, Istanbul
Open 8:00~19:00(店舗により異なる)
Close なし(10/29の共和国記念日、ラマダン、犠牲祭の全期間はクローズ)
入 場 料 :無料
アクセス:トラムEminonu(エミノニュ)駅から徒歩3分
初めての夫婦ふたりトルコ旅行【2011年11月】
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